カニカマで本格中華のかに玉を目指します。卵はふんわりととろけそうなほど柔らかに、甘酢あんは、甘さを控えめにしてあっさりと仕上げます。甘さを抑えたあんが風味を引き立てます。
お酢は控えめにして味を見て好みで調整します。
ご飯にかけて天津飯風にしても良し、ビールにも合う一品です。
材料 (3〜4人分)
かに玉
卵 | 4個 |
カニカマ | 80g |
干しシイタケ ※なければ入れなくても良く、他のキノコがあれば代わりに3~50g入れます。 | 2枚 |
しょうが ※好みですりおろしにんにく少々。にんにくは焦げないように注意します。 | 2分の1かけ |
塩コショウ | 少々 |
砂糖 | 少々 |
酒 | 大さじ1 |
食用油 ※油が多いとふんわり仕上がります。好みで大さじ1強使っても良いです。 | 大さじ1 |
彩りとして青ねぎなど | 適量 |
甘酢あん
出し汁 ※干しシイタケの戻し汁も入れます。あれば中華風の顆粒だしを使います。 | 150cc |
酒 | 大さじ1 |
しょうゆ | 小さじ2 |
酢 ※酸味は好みで加減します。足りなければあんができた後味見して加えます。 | 小さじ1~2 |
砂糖 | 大さじ1 |
水溶き片栗粉 ※水溶き片栗粉は片栗粉と水を同量混ぜたものです。 | 大さじ1~2 |
簡単・失敗しない・かに玉 作り方・レシピ
かに玉を焼く
- 1ボウルに卵を割り入れ、はしでよく混ぜます。
- 2干ししいたけは80cc程度の水に入れ30分ほど戻しておきます。
- 3水で戻したい干ししいたけ水気を軽く絞って2~3㎜の薄切りにし600wで1~2分レンジにかけ軽く火を通しておきます。
- 4カニカマをほぐしておきます。めん棒などで押さえるようにしてこすると、一度にほぐすことができます。
- 5卵を泡立たないように混ぜ、砂糖、塩、こしょう、酒を加えて卵液を作ります。
- 6フライパンを熱し、小量の油を入れしょうが、しいたけを入れ香りが立ったらカニカマを入れさっと炒め合わせます。残りの油を全部入れ再び熱くなったら卵液を入れます。
- 7卵液を菜箸かおたまでさっとまぜながら、丸い円形にする。
- 8全部に火が通る前(少し半熟ぐらいのトロッとした状態)になったら、崩れないようにフライパンからお皿にずらすようにして皿に盛りつけます。
甘酢あん作りと仕上げ
- 1片栗粉と水を混ぜて水溶き片栗粉を作ります。
- 2出し汁、酒、しょうゆ、砂糖、酢を混ぜ合わせ、鍋に入れて火にかけます。
- 3沸騰してきたら、よく混ぜながら水溶き片栗粉を大さじ1を加えます。
- 4様子を見ながら水溶き片栗粉を少しずつ加えとろみがついたら混ぜながら2~30秒加熱します。
- 5火を止めたら、ごま油を加えサッと人混ぜして皿に盛ったかに玉の上にかけます。
- 6彩りに青ネギなどを加えます。
料理のコツ・ポイント
コーヒーブレイク
天津飯は日本独特の中華料理だそうです。柔らかくゆでたパスタを使ったナポリタン、ポークチャップ、ジャガイモと人参がごろごろ入ったお母さんのカレーなども日本独特のものかもしれません。
四川料理の大家、陳健一先生のかに玉 レシピ
四川料理の大家、陳健一先生のかに玉はカニカマの代わりにタラバガニの缶詰を使い、長ネギ1本、千切りのゆでたけのこ1本(7~80g)も加えたレシピを見たことがあります。野菜は全部細切りにして、長ネギ以外の野菜、次にカニを炒めて取り出し、粗熱をとって長ネギとともに卵液に加えて焼き上げます。
カニカマを使った簡単なレシピで練習して、お高いカニ缶など食材を揃え本格的な中華料理に挑戦すると良いと思います。
ちなみに陳健一先生のお父様は日本に麻婆豆腐を伝えた方です。本格的な麻婆豆腐は作りませんが、丸美屋の麻婆豆腐の素とお豆腐、これだけで簡単にできるお総菜は若い頃よく作ったものでした。陳健一先生は笑顔も素敵です。家庭料理は笑顔で楽しく作るものですね(*^-^*)
写真は青ネギの代わりに冷凍インゲンを加えています。あれば青ネギを加えるとより風味が良くなります。トロトロの卵が人気ですが、家族の好みに合わせて卵は少し硬めに仕上げています。
#卵 子供に人気 お手軽 時短
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