ふかひれのスープ、ブイヤベース、ボルシチのいずれかとともに世界の3大スープと言われるトムヤムクン。レモングラスの香りと酸味がくせになるタイのスープです。 市販されている固形やペースト状のトムヤムスープの素を使えば、手軽に家庭で楽しめます。タマリンドやマナオを使った酸味、レモングラスやバイマックルーなどのハーブの香りがトムヤムクンの素を使って手軽に楽しめます。
材量2人分
えび | 4~6匹 |
きのこ | 適宜 |
たまねぎ | 4分の1個 |
トムヤムクンの素 | 大さじ1強 |
酒 | 大さじ1 |
エビの殻のだし汁 | 500㏄ |
しょうゆ | 小さじ2 |
きのこ | 適宜 |
※キノコはマッシュルームなら4個、しめじなら2分の1株程度を用意します。
トムヤムクンの作り方・レシピ
- エビの殻をむき背ワタを取ります。
- 殻をフライパンで炒って水を加え、沸騰するまで煮てだしを取ります。
- 有頭のエビの場合は頭を潰してみそを出してから、乾煎りしだしを取ります.
- タマネギは繊維に沿って1~2㎜の薄切りにし、キノコは一口大にしておきます。
- 出し汁にタマネギ、キノコを入れを火にかけます。
- 沸騰したら、エビを入れエビに火を通します。
- エビに火が通ったら、トムヤムクンの素、酒、しょうゆを入れよく混ぜます。
- 再び沸騰したら出来上がりです。
ポイント
好みで湯むきミニトマト4個入れても良いです。
あれば仕上にパクチーをいれます。
エビは煮過ぎないように注意します。小さいものなら1~2分程度煮ます。
キノコはしめじならほぐしマッシュルームは半分に切ります。
コーヒーブレイク
リクエストされてトムヤムクンを作ろうと調べてみました。
本格的にトムヤムクンを作ろうとすると、レモングラス、バイマックルー(コブミカンの葉)、プリッキーヌ(青唐辛子の一種)、カー(ショウガの一種)などの香辛料を煮て、スープを作り、ナンプラー、ナム・プリック・パオなどの調味料とマナオ(ライム)の果汁で味を調えます。エビなどを加えて火が通ったら、仕上げにパクチー(コリアンダー)の葉を加えて出来上がりです。
見知らぬ香辛料やハーブがたくさん必要で、諦めかけた時、トムヤムクンの素があるらしいよと教えてもらって作ってみました。これなら、簡単です。
タイ語で「トム」は 煮る、「ヤム」は 混ぜる、「クン」は えびだそうです。
えびのかわりに鶏肉なら「トムヤムガイ」、魚肉なら「トムヤムプラー」、イカなら「トムヤムプラームック」というそうです。くせのない白身魚や鶏肉でも簡単に作れそうです。
好みによってココナツミルクを入れても良いそうなので、今度試してみようと思っています。
写真は湯むきしたトマト2分の1とエリンギを入れています。エビは背ワタを取って殻ごと炒めたものを入れています。だしを取るのが面倒なときは殻ごと入れても良いです
コメント