実りの秋を感謝していただくパンプキンパイを簡単に作ってみました。
かぼちゃを切るストレスを解決? レンジ加熱して切りやすくし時短します。
簡単な練りこみ式のパイ生地に酢を使うのがポイントです。
生クリームや特別な材料は使いません。
シナモンとバニラエッセンス、バターの力でカボチャが煮物ではなく、スイーツに変身します。
冷凍のパイシートを使えば、より簡単なのに洗練されたスイーツになります。
材料:20㎝程度の型1個分
パイ生地
小麦粉 | 100g |
砂糖 | 小さじ1 |
塩 | 一つまみ |
バター | 60g |
卵 | 2分の1個 |
冷水 | 大さじ1と2分の1 |
酢 | 小さじ2分の1強 |
打ち粉用小麦粉 | 適宜 |
かぼちゃのフィリング
カボチャ | 350~400g |
卵 | 1個 |
砂糖 | 30~50g(お好みで) |
バター | 30g |
牛乳 | 大さじ1 |
シナモン | 小さじ2分の1程度 |
バニラエッセンス | 数滴~適宜 |
照り用の卵 | 適宜 |
パンプキンパイの作り方・レシピ
- 1小麦粉をふるってボールに入れ、柔らかくしたバターを加えてサラサラになるまで混ぜます。
- 2サラサラになったら、冷水大さじ1と溶いた卵に酢を加えて混ぜたものを加えます。
- 3全体を混ぜ、ざっとひとつにまとめます。
- 4冷蔵庫で30分ほど休ませます。
- 5丸く伸ばして、型に油をぬり、粉を振った型に入れます。
- 1種とワタを取ったカボチャを耐熱容器に入れ軽くラップをして600w5分程度レンジにかけます。
- 2さわれる程度に冷めたら一口大に切って皮をむきます。
- 3再び耐熱容器に入れ600w3分程度レンジにかけます。
- 4熱いうちにマッシャー・フォークなどでつぶします。
- 5温かいうちにバター、砂糖,牛乳を加え混ぜます。
- 6粗熱が取れたら、卵、シナモン、バニラエッセンスを加えます。
- 1型にバターを塗り小麦粉をはたいて丸く伸ばしたパイ生地をのせます。
- 2オーブンは180度に温めておきます。
- 3パイ生地の入った型を入れ、パイ生地を8分程度から焼きします。
- 4パイ生地の入った型を取り出してフィリングを流し入れ表面に卵黄を塗ります。
- 5180度のオーブンで30分焼きます。
料理のポイント・コツ
コーヒーブレーク
カボチャはレンチンで楽チン♪
一時期カボチャの切り方としてコンクリートに投げつける写真が投稿され話題になりました。やってみましたと、多くの人が砕けたカボチャをアップしていました。カボチャを切るのは地味にストレスになってると思ったものです。このレシピのように塊りをレンジ加熱して切ると、とても楽で時短にもなります。
スパイスを加えるレシピ
パンプキンパイにはシナモンのほかにグローブ・ナツメグを加えるレシピもあります。どちらも肉料理に使った経験しかないスパイスなので、今回は試しておりません。シナモンとバニラエッセンスで十分美味しくできました。
カボチャの風味をどの程度出すかでスパイスの量は決まってきます。少なくともスイーツらしくするにはある程度バニラエッセンス・シナモン入れた方が良いです。
冬至のかぼちゃ
「冬至のかぼちゃ」と言って、日本では冬至にかぼちゃを食べる習慣があります。野菜の不足しがちな時期(12月頃)に緑黄色野菜のかぼちゃをとるようにした生活の知恵です。カロチン、ビタミンなど栄養価たっぷりのかぼちゃ是非体調を整えるためにいただきたいものです。
ハロウィンのお菓子
ところで、ハロウィンのお菓子といえば、パンプキンパイ。りんごなどのフルーツがないときにお母さんが工夫して作ったスイーツだと思います。
大昔、学生時代にアメリカの東海岸にすんでいる親戚の所に遊びに行ったことがあります。観光地を回ってアメリカに移住し始めた頃のアメリカ人の生活の跡を見ました。開拓時代のアメリカの生活はちょうど江戸時代の貧しい感じ日本家屋のように思われて、ちょっと驚いた記憶があります。パンプキンパイは開拓地の小屋の様な家で貧しいながらも精いっぱいの工夫で実りの秋を感謝するお母さんたちの心配りだったように感じました。工夫して美味しいものを食べさせたいという気持ちはを人類共通と少し感動して、私もパイを焼きます。
カボチャの緑色の皮を葉っぱなどの形に切って上に乗せ飾りとして焼き上げるのも楽しいですね。
パイ生地は大きく2種類あります。パイ生地についてはまたの機会があれば書きたいと思います。
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