安い材料にひと手間加えたごちそうです。とうふだけで華やかで優雅な汁物になります。
コーヒーブレークの最後にインスタントのお吸物の下で作る方法も提案してみました。気軽に作っていただけたら嬉しいです。
片栗粉でとろみをつける方法もあります。とろみはつけずに手間をかけずにシンプルに仕上げました。だし汁・とうふの旨味が引き立ちます。
どこで習ったのか覚えていないくらい昔に習った料理です。
材料4人前
具材
絹ごしとうふ | 2分の1丁程度 |
柚子の皮または柚子胡椒 | 適宜 |
吸い地(吸い物)
だし 汁 | 1000cc |
塩 | 小さじ1 |
醤油 | 小さじ1 |
酒 | 小さじ2 |
花びらのような菊花豆腐のお吸物 作り方・レシピ
- 1とうふをまな板の上に乗せ下まで切ってしまわないようにとうふの両端に、はしを置きます。
- 2とうふの厚みの半分よりやや深い程度に、縦に4㎜程度の切れ目を入れます。
- 3横に4㎜程度の切れ目を入れます。
- 4とうふを4つに切り分けます。
- 1かつおぶしと昆布のだしを取ります。
市販の顆粒だし・だしパックを使うと簡単です。
- 1だし汁を火にかけ塩、しょうゆ、酒を加えます。
- 2煮立ってきたら、火を止め静かにとうふを入れます。
- 3中火で30秒~1分ほどしたら火を止め静かに器に入れます。
- 4とうふの中心にゆずか柚子胡椒をのせます。
料理のポイント・コツ
コーヒーブレーク
菊花豆腐の吸物でググってみると、とうふの菊の花の出来上がりは様々でした。丁寧に細かく2~3㎜程度に切り込みを入れたものもあります。このレシピの4㎜程度の切れ目の方が食べやすいかもしれません。
お吸物といえば、上等の白身魚、かまぼこ、えびなどを用いることが多いのです。安価なとうふでも十分楽しめます。むしろ、だしとしょうゆの風味が楽しめます。
おそらく30年以上前どこかで習ったレシピです。Twitterの書き込みを見て、随分久しぶりに作ってみました。レシピのメモが見つかったら、更新するかもしれません。習った作り方は多少面倒だったような気がします。このレシピなら気軽に簡単に作れます。
華やかに花がお椀の中で咲いているようでちょっと目を引く汁物です。
ほうれんそう、春菊などを菊の葉に見立てて、中心には黄色い柚子の皮で花芯を表現するのがベストかもしれません。ここでは簡単に柚子胡椒で花芯を表現しました。忙しい夕食の一品ならこのレシピで十分です。柚子胡椒が風味もよいお吸物にしてくれました。
慣れてきたら、切り込みを細かくするとよりきれいな花になります。
写真はかつお昆布だしに鶏肉のだしも加えています。
面倒であれば切ったお豆腐をレンジにかけられるお椀に入れ、600wで30~40秒程度レンジにかけお豆腐を温めます。そこに静かに沸騰したお湯を注ぎ、インスタントのお吸物の素を入れ静かに混ぜてもできると思います。
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