簡単・副菜に♪冷蔵庫にある野菜でアレンジ・和風あんかけ豆腐

冷蔵庫にある野菜で作る和風豆腐あんかけおつまみ

体にもお財布にも優しい和風のあんかけ豆腐をアレンジメニューとして作りました。

日本人が最も長く、多く取り入れてきた大豆たんぱくをもう一度見直したい。

緑黄色野菜との組み合わせで栄養のバランスも考えました。地味ですが、忘れがたい味です。

お味噌汁と香の物、焼き魚か煮魚が揃えば、バランスの良い立派な夕食です。

腸内細菌も注目される今、食物繊維を多く含む大豆製品を上手に取り入れて健康的な食生活を目標にしたいものです。

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材料(2人分)

絹ごし豆腐1丁(300~400g)
にんじん20~30g
キノコ※10~20g
青菜※20~30g
しょうゆ大さじ1
大さじ2
砂糖小さじ2
出し汁300㏄
水溶き片栗粉
大さじ1強
片栗粉大さじ強
※ キノコ
  • キノコは無ければ入れなくても良いです。
  • えのきだけ、椎茸、マイタケ、しめじなど、あれば入れてください。
※ 青菜
  • 青菜はニラなど香の強い野菜を避けます。
  • インゲン、枝豆、ほうれんそう、絹さや、小松菜、チンゲンサイなど、あるものを使います。
  • 冷凍の物でも良いです。

作り方

和風豆腐あんかけ レシピ
  • 1
    野菜の下ごしらえをします。
    1. にんじんは千切りにし、耐熱皿に入れ、ふんわりラップして600Wで2分ほどレンジにかけます。
    2. キノコはさっと洗って、食べやすく火が通りやすいように切っておきます。
    3. 青菜は葉物野菜であれば3~4㎝に切り、いんげんやアスパラなどは斜め薄切りにしておきます。ほうれんそう、小松菜、インゲン、枝豆などさっと茹でておくと良いです。冷凍の物は茹でてあるものが多いので、そのまま使えます。
    4. とうふは容器から出して、水を切って食べやすい大きさに切っておきます。

  • 2
    出し汁に調味料を入れ、火にかけます。
  • 3
    沸騰したら、とうふを入れ、弱火から中火にして1分程度煮ます。
  • 4
    とうふの中心が温まったら、器に盛りつけます。
  • 5
    出し汁にキノコ、にんじんを加え、1~2分程度煮て、キノコにも火が通ったら
    水溶き片栗粉を加えます。

    水溶き片栗粉は一度に全部入れず、好みの固さになるのを確認して量を加減します。

  • 6
    とろみがついたら青菜を加え、さっと混ぜて、とうふの上にかけます。

    出来上がりです。

料理のポイント・コツ

水溶き片栗粉について
  • 水溶き片栗粉はよく混ぜてから、入れます。
  • だまにならないように入れたらよく混ぜます。
絹ごし豆腐について
  • 絹ごし豆腐は崩れやすいので、あまり小さく切らない方が良いです。
  • 塩を入れたお湯で煮ると崩れにくくなるといいますが、なるべく触らないように動かす工程を減らした方が合理的だと思います。
  • 木綿豆腐でも十分美味しくいただけます。
  • 食べすぎて困るという食材ではないので、他に、たくさんおかずがある時は、少し量を減らしてください。

コーヒーブレーク

昔、時代劇に鬼平犯科帳というのがありました。

私は時代劇はあまり見たことがありません。ただ、「鬼平がうまいと言った江戸の味」という本は買っています。見るととうふ料理がなんと多い事か。

健康な食生活をおくるにはカロリー、栄養成分重視だけではダメなことが分かってきました。消化の機能だけでなく腸内細菌の状態までかなり気を遣わなければいけないことが分かってきています。そして何千年も食べてきた食品を無視できなくなっています。原始の頃の食生活を取り入れようとするパレオダイエットというのもあります。悲しいことに好きなものだけを食べ続けていると健康が保てないのです。腸内環境や機能を考え、しかも現実的な健康的食事を取り入れたいと思っています。現実的に無理なく健康的な食事を取り入れるには昭和の食事をベースにするのが良いのではないかと考えるようになりました。

食文化の変化を止めることはできません。食文化の変化に体の機能が追いつくにはだいぶ時間がかかりそうです。

というわけで地味であまり食卓に並ばなくなったあんかけ豆腐のレシピを上げてみました。ありあわせの緑黄色野菜にキノコをプラスして見ました。

にんじんは一年中常備している野菜で、彩りもよくなります。

青菜は絹さやいんげん、斜め薄切りにした冷凍インゲン、アスパラガス、枝豆など、ニラのように香りの強い野菜を避ければお好みでアレンジしてください。

キノコもなければ必ず入れる必要はありません。

中心部までほのかに暖かくなった豆腐ととろりとしたあんが体にも優しい料理です。

好みでショウガまたは柚子胡椒をプラスしても良いものです。

写真は茹でたほうれんそう、にんじん、まいたけを使っています。

このレシピは、忙しいお母さんが、健康と栄養を考えて作るお惣菜をイメージしています。

お豆腐料理、大豆製品についてはこれからも紹介させていただきます。

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