具材は、あるものでアレンジできます。
卵と冷蔵庫にあるもので作れるのがうれしい♪副菜として最適な一品です。
かまぼこなどの練り物、キノコ、鶏肉、エビなどダシの出るものと、かつおだしを組み合わせます。卵液とだし汁はおおよそ1対3です。
材料(3~4個分)
卵液
卵 | 2個 |
だし汁 ※出来ればかつおだしを使います。または市販の顆粒だしを表示通りに使います。 | 400ml |
薄口しょうゆ | 小さじ2 |
昆布茶 ※なければ塩小さじ3分の1 | 小さじ2分の1 |
みりん ※みりんに代えて酒大さじ1砂糖小さじ2分の1でも良いです。 | 大さじ1 |
具材
鶏肉 | 5~80g |
エビ | 2~3匹 |
キノコ ※できればしいたけを用意します。しめじ等でも良いです。 | 2~30g |
練り物 ※かまぼこ、ちくわ、かにかまなどの練り物を用意します。 | 3~50g |
ぎんなん、三つ葉など(彩り) ※なければ枝豆、いんげん、小松菜など青物を用意します。 | 適宜・少量 |
王道・家庭の茶わん蒸しの作り方・レシピ
- 1鶏肉は2㎝角に切ります。
- 2エビは背ワタを取っておきます。
- 3キノコ、練り物(かまぼこなど)も一口大に切っておきます。
- 4彩りの野菜は適量をよく洗い水気を切り一口大に切っておきます。
- 5ボウルに卵を割りしっかり解きほぐして、しょうゆ、昆布茶、みりんを入れ、よく混ぜます。さらにだし汁を加え、よく混ぜ卵液を作ります。
- 6卵液は出来れば茶こしやザルなどで漉しておきます。
- 1耐熱容器に具を入れ卵液を注ぎます。
- 2電子レンジで過熱します。
- 3600wで2~3分、様子を見て1~2分レンジにかけます。
- 4多少すが入りますが、気にならない程度にできます。
電子レンジでの加熱について
レンジ加熱は「すが入りやすく」なります。
滑らかでなく水分がところどころにたまって均一ではない状態を「すが入る」と言います。
蒸し器を使っても加熱しすぎると、すが入ります。逆に加熱が足りないと程よく固まりません。
このように慎重に加熱する方法を紹介しているものが多いです。
電子レンジでの加熱は、水分の多いものほど短時間で火が通ります。簡単に言うと分子を構成している原子、もしくは電子の自由度が大きいからです。
水分含量、容器の大きさ、電子レンジによって加熱の状態が変わってきます。なので、様子を見ながら加熱します。
すが完全に入らない方法を求めるなら、私は蒸気の上がった蒸し器に入れ、強火で3分弱火にして15分蒸す方法を選びます。
料理のコツ・ポイント
極上の茶わん蒸しの作り方
このレシピは、ちょっと茶わん蒸しが食べたいとき、家庭で手軽に作るレシピです。
極上の茶碗蒸しを作りたい方は上沼恵美子のおしゃべりクッキング2021年4月号のテキスト付録の岡本健司先生のレシピを御覧ください。コツもきちんと記載してあります。
コーヒーブレイク
青物は彩りですので少量で良いです。冷凍のインゲン、枝豆を準備しておくと彩りとしても重宝します。
ググってみると茶碗蒸しの卵液とだし汁の割合は黄金比1対3と書かれたものが多いです。
しかも電子レンジを使うなら1対2.5がよいと書かれたものもあります。配合卵1個にだし汁200mlで作ってみました。卵は1個60mlが標準です。なので1対3より少し柔らかめの配合です。私にとっては茶碗蒸しは汁物のイメージでこの配合だと食べすすめると少しだし汁が出てきてそれが美味しいです。
かつてトロトロプリンが流行って、その後イタリア風(?)の硬めのプリンが流行りました。
要するに固さはお好みで色々試されるのが良いと思います。黄金比1対3は固さで言えば私にとってはやや硬めなのかもしれません。
おしゃべりクッキングのテキストには塩ウニの茶わん蒸しや茶碗蒸しの器についても書いてあってとても参考になりました。
ふたが内側に入った茶碗蒸しの器は蒸す時蒸し器のふたにタオルかませないと水滴が入るそうです。母は私に嫁入り道具としてふたがかぶさるタイプの茶碗蒸しの器を用意してくれました。ふたがはみ出してなかったら蒸し器にもう一つ入れられるのにと恨めしく思ったものです。蒸し器のふたにタオルをかますなんてわからなかったのでかぶさるタイプの茶わん蒸しの器を用意してくれた母に感謝です。テキストを見ることで思いがけず亡き母の心遣いに感謝することになりました。
他にも料理の基本が書いてあるので、お勧めのテキストです。
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