乳酸菌の力でうま味たっぷりになったキムチを使った簡単な定番のおかずです。ポイントを押さえてキムチのうまみをさらにどんどん引き出しおいしさワンランクアップします。最後にキャベツやもやしなどあり合わせの野菜を使ったレシピも、紹介します。
材料(2人分)
豚バラ肉 (薄切り) | 150g |
白菜キムチ | 150g~200g |
たまねぎ | 1/2コ |
すりおろしにんにく | 1/2~1かけ |
※あれば豆もやしか4~5cm角に切ったキャベツ100g
調味料
酒 | 大さじ2 |
しょうゆ | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1/2 |
塩・こしょう | 適量 |
ごま油 | 大さじ1 |
定番の豚キムチ・つくり方
- 白菜キムチは食べやすい大きさにたまねぎは7~8mm幅のくし形に切ります。
- 豚肉は大きめの一口大に切り、塩・こしょう・すりおろしニンニクで下味をつけます。
- フライパンにごま油大さじ1を中火で熱して豚肉を入れます。
- 豚肉の色が変わり、脂が出てきたらたまねぎを加えます。
- たまねぎがしんなりしたらキムチを加え、しっかりと炒め合わせます。
- 豆もやしも加えてふたをし、酒を入れて3分間ほど蒸します。
- 全体を炒め合わせます。
- しょうゆ、さとうとキムチのつけ汁大さじ2程度を入れ強火で炒めて仕上げます。
ポイント
このキムチの漬け汁を調味料として使います。
豚肉とキムチをじっくり炒めおいしさを引き出します。
ふたをして蒸らすようにしっかり加熱するとキムチのうまみが引き立ち全体もしっとりとなじみます。
調味料は最後に加え、焦げないようにします。
仕上げにあれば細ねぎの斜め切りなどを飾ります。好みでニンニクを加えなくても良いし、ニラを加えても良いです。
コーヒーブレイク
豚キムチ炒めは韓国の家庭料理の定番だそうです。キムチ炒めは色々な作り方があるようです。このレシピはコウケンテツさんのレシピをベースにしています。使うキムチの味によって分量に幅が出てくると思いますので、味見をして最後に調整します。少し薄めに味つけておくと調整しやすいです。
写真は生姜焼き用のやや厚めの肩ロースを使ったものです。豚肉が固く仕上がらないように片栗粉をまぶしさっと7割がた火を通して一度取り出して最後に炒め合わせました。豚バラや豚小間などを使う場合は紹介している通りの作り方で簡単にできます。
家庭で作る場合は食材に合わせて調理法を考えます。今回はブタバラ肉がなくてもある肩ロース肉で作ってみました。わざわざ買い物に行かなくても家にあるもので栄養バランスよくおいしいものをいただきたいものです。なのでもやしやキャベツを加える方法も書いておきました。
令和5年の8月は台風や水不足、猛暑で野菜の値段が安定していません。あるものでサッとできる家庭料理をおいしく作りたいものです。キムチと豚肉を使った今回のレシピはこんな時期に主婦の味方となる家庭料理です。
もう一つ、少しすっぱくなりすぎたキムチを使うのがお勧めだそうです。
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