梅の次はスモモの季節です。スモモとプラムが出回る季節限定のジュースとジャムです。ハウス物は5月の下旬からそして品種によっては9月まで楽しめます。
プラムと砂糖を鍋で20分煮るだけです。
ジュースは冷蔵庫で2週間~1か月、冷凍で1か月。
ジャムは室温で2週間~1か月ほど持ちます。
ジュースを取った後の実で作るジャムも絶品です。
ジャムの出来上がりを確認する方法は「料理のポイント・コツ」にまとめてあります。
ジュース&ジャム 材料
スモモ(またはプラム、ソルダム) | 500g |
<ジュース> | |
砂糖 | 400~500g |
水 | 700~1000ml |
<ジャム> | |
砂糖 | 300~350g |
ジュース&ジャム 作り方
- 手順1ジュースを作ります。
- スモモをよく洗います。
- 水を加えて15~20分煮ます。
- 色が出たら実を取り出して、砂糖を加え、溶けるまで煮詰めます。
- お好みでレモン汁や食用のクエン酸を加えます。
ジュースの出来上がりです。
- 手順2ジャムを作ります。
- 取り出した実に砂糖を加え、弱火で焦がさないように煮詰めます。
- 煮詰まってきたら種を取り出します。
- キレイな瓶に入れ、保存します。
ジャムの出来上がりです。
料理のポイント・コツ
ジャムの出来上がりを確認する方法
- コップに水を入れ、煮詰めたジャムを水に落とします。
- 水に溶けずにジャムが沈んだら出来上がりです。
ジュースをアレンジして飲む
牛乳に混ぜるとピンクのヨーグルトのようなジュースになります。
コーヒーブレイク
キレイなジュースができます。
梅シロップの次はスモモのジュースの季節です。
少し柔らかくなった見切り品のすももで十分に作れます。
私の尊敬する料理研究家 辰巳浜子先生の本の中に、見切り品のブドウで作るぶどうジュースがありました。
品種改良でブドウの実が落ちなくなってから、ぶどうが安く手に入らなくなったと、少し残念そうな辰巳先生の一文が印象に残っています。
祖母はすもものことを巴旦杏(はだんきょう)と言っていました。すっぱかったのでしょう。子どもの頃はあまり食べなかったように思います。今では、品種改良のせいか、すもももずいぶん甘くなっています。冷やしてそのままいただいても美味しくなっています。
果物も野菜も、ずいぶん品種、品質ともに変わってきました。
より甘く、より柔らかくと日々私たちの求める食品に変わってきています。
ただ、ぜんざい、練り切りなどの和菓子、ケーキも、3~40年前のレシピより甘さ控えめになってきています。
料理も生き物、日々進化していきます。
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