甘さ控えめのあんこを。小豆から食物繊維たっぷりのぜんざいや粒あんを作ります。意外と簡単です。
多めに作って小分けして冷凍保存して使うと便利です。
材料(作りやすい量)
小豆 | 250g |
茹で水 | 小豆の倍量 |
ざらめまたは砂糖 | 250g |
塩 | 2つまみ |
圧力鍋で簡単小豆あんの作り方
- あずきは水でさっと洗い あくを抜くために鍋で一度煮て茹でこぼします。て ザルにあげ 圧力鍋に小豆と倍量の水を入れます。
- 茹でた小豆をザルにあげ 小豆と倍量の水を加えて圧力鍋に入れ中火にかけます。
- 沸騰してから弱火日して10~15分程度煮て火を止めます。完全に圧力が抜けたらふたを開け 豆を指で潰して柔らかくなっているか確認します。柔らかくなっていたらザルにあげて茹で汁をきります。
※渋みやあくの気にならない方はゆで汁を捨てる必要はありません。このみで加減してください。
- 普通の鍋に戻して 砂糖を2.3回に分けて入れ その都度混ぜる。混ざったら弱火にかけてコトコト煮ます。
- たまに鍋底から木べらなどで混ぜて焦げないように。10〜15分くらい 少し水分がなくなってきたら 火を止めます。
- 完全に水分を飛ばすと冷めた時 パサパサになるので 緩めでOK。塩をふたつまみ加えて混ぜたら完成です。
ポイント
特に水につけておく必要はありません。アク取りがわりに1度茹でこぼします。
コーヒーブレイク
関西では粒が残っているものをぜんざい、こしあんで作った粒のないものをしることいいます。関東では汁気のないものをぜんざいと言い、汁気のあるものは粒のあるものもないものもお汁粉というそうです。
学生の頃、白いこしあんに抹茶を加えて「ときわじる」こというものを作ったことがあります。学園祭で毎年1年生が作ることが伝統でした。第2次世界大戦後、サツマイモを潰したものに抹茶を入れてお汁粉として販売したのが始まりのようです。交代で絣の着物を着て販売したのは思い出になっています。サツマイモは白あんに変わりましたが小豆や砂糖のない戦争中、と戦後を思って白あんと抹茶でお汁粉を作るのでした。
圧力鍋は中身が吹きこぼれないように十分に中の圧力が下がってから開けます。