本来はじっくり時間をかけて作るスイーツです。
レンジを使ってりんごのキャラメリゼを時短しました。
材量:18㎝の型1個分
フィリング | |
りんご | 3個 |
バター | 2~30g |
砂糖 | 60g |
生地 | |
砂糖 | 30g |
バター | 50g |
薄力粉 | 100g |
卵 | 2個 |
ベーキングパウダー | 5g |
作り方
- 1フィリング
- りんごは8等分のくし切りにします。
- 半量の砂糖30gをまぶします。
- 耐熱容器に入れふんわりラップして600wで6分レンジにかけます。
- 鍋に残りの砂糖30g中火にかけ色がつくまで加熱します。※この時にかき混ぜると砂糖が結晶化します。鍋をゆするようにして煮溶かします。
- 余熱があるので焦げないようにします。砂糖だけでやりにくければ、水 大さじ1を加えて煮詰めてカラメルにしても良いです。
- バターとレンジにかけたりんごを汁ごと入れます。
- 中火から強火で10分ほど煮詰め、水分を飛ばします。
- 2生地
- 常温に戻したバターと砂糖を白っぽくなるまで泡だて器でよく混ぜ合わせます。
- 卵を加えさらに混ぜ合わせます。
- あらかじめふるいにかけた薄力粉とベーキングパウダーを加えさっと混ぜ合わせます。
- 生地をひとまとめラップをして冷蔵庫で1時間ほどねかせます。
- 3焼きます。
- オーブンは180度に予熱しておきます。
- バターを塗った型にりんごを並べます。
- 上から生地をのせ軽く型をとんとんとしたに軽く落とすようにしてなじませます。
- 180度で40分焼きます。
- 4完全に冷えてから方から出します。
- 好みでアイスクリームや生クリームを添えていただきます。
- お好みでシナモンパウダーを振っても良いです。
料理のポイント・コツ
りんごは芯を取り皮をむいてをとって600gほどになります。
砂糖はりんごの重量の1割程度、バターは砂糖の3分の1程度が目安になります。
私はりんごの皮を良く洗えば、むかなくても良いと思います。一般的には皮をむいて使います。
生地の砂糖は通常より控えめになっています。好みで砂糖を50gまで増やすことができます。
砂糖は焦がしすぎないようにします。リンゴの水分を飛ばす時は焦がさないように注意します。
りんごを敷き詰めた底の部分が上になります。なのでそこの部分にきれいにりんごを並べます。
必ず一晩冷蔵庫でねかせてから頂きます。焼きたてとは別物の美味しさです。
コーヒーブレイク
100年程前、フランスのタタンホテルで生まれたレシピとされています。
タルト生地を入れ忘れていたのに気づいたので、生地をりんごのフィリングの上にのせて焼いたのが始まりです。
りんごが程よくキャラメル上になり、美味しさが増したのです。
ただし諸説ありだそうです。
そういえばポテトチップスも付け合わせのポテトフライの厚さにうるさい客に対してホテルのシェフが半ば逆切れ(?)、じゃがいもをごく薄く切って出来たとか。
料理の起源って意外です。
りんごはすっぱい紅玉などが適しています。
最近は甘くておいしいりんごばかりなので生でいただくのが一番かもしれません。
けれどもキャラメリゼしたりんごはやはり捨てがたいものです。
りんごのフィリングは量を倍程度に増やして焼くのもお勧めです。
家庭ならではの採算を考えないリッチなタルトになります。
ひとシーズンに1度か2度作るお菓子なのでりんごに特別予算を組むのもいいと思います。
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