甘辛く、ご飯の進む子供も大人も大好きな定番のおかずです。おつまみにもなります。
白身魚のふっくらしっとりした食感と魚卵たっぷりのカレイの煮つけは時々食べたくなる懐かしい味です。難しく考えずにコツを押さえれば簡単にできます。
臭みが出たり、身が崩れないよう、ポイントを押さえておいしく作りましょう。
材料(2人分)
カレイ | 切り身2切れ(200~300g) |
長ねぎ | 1本 |
しょうが | 1片 |
しょうゆ・みりん | 各大さじ2 |
砂糖 | 大さじ1~2 |
酒 | 大さじ1~2 |
水 | 100ml |
コロンエル風カレイの煮つけ・作り方
- 長ねぎは3~4㎝に切ります。
- しょうがはよく洗って皮付きのまま薄切りにします。
- たっぷりのお湯を沸かして、カレイの両面にかけます、
- お湯をかけて霜降りにしたカレイを水にとって、うろこや血液を丁寧に取り除きます。
- フライパンに調味料としょうがを入れ中火にかけ、煮立ったらカレイを入れます。
- 煮立ったら弱火にして、アクが出てくるようなら取り除ます。
- アルミホイルかクッキングペーパーで落し蓋を作り7~8分煮たらねぎを加えます。
- 落し蓋をして3分ほど煮たら落し蓋を外して煮汁が1/3〜半量になるまで程よく煮詰めます。
- フライ返しなどで崩れないように器に盛りつけて出来上がりです。
ポイント・コツ
甘さは好みで加減します。
煮崩れないように魚にはあまり触らないようにします。落し蓋をするのは調味液が対流して程よく染みわたるようにするためです。
ねぎは1~2㎜程度に細かく包丁を入れると味が染みやすく食べやすくなります。時間に余裕があれば試してください。
最期は煮汁に照りが出てほどよく煮詰まるのを確認して火を止めます。
煮詰めるときに焦げないように気をつけます。
コーヒーブレイク
塩をふって臭みを取る工程は省いています。塩を振って余分な水分を取り除くと食感も変わるかもしれません。けれど、塩を振る工程を省いても十分おいしく食べることができます。毎日家族の為に作ることを考えると省いても良いと思います。ただし、お湯をかけてうろこや血などを丁寧に取り除きます。たいていの魚はうろこは一枚でもついていると食感が悪くなります。
鯉こく(鯉の味噌煮)だけはうろこがあっても良いです。うろこを煮込むことでゼラチン質が出てとろみがつくとか。実際にうろこも食べられました。
鯉ように特殊な場合もありますが、ほぼ全ての魚は丁寧にうろこや内臓を血を丁寧に覗くことが大切です。
それさえやっておけば美味しい煮魚が作れます。
あくを丁寧にとるレシピも多いですが、出始めた時に2~3度すくっておけばそれで十分です。あまり神経質にあくを全部取り除く必要はないように思います。
一度冷ましてから、食べる直前に温めなおすとより味がしみて美味しいという方も多いです。機会があったらやってみてください。
写真はうろこを取り除くときに皮を破ってしまったものです。完璧を目指さず、手軽に作り、十分美味しくいただける煮魚になりました。
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