卵液に浸す時間は3分で作れる、フレンチトーストの時短・オリジナルレシピです。
カロリーオフされたフレンチトーストなのに、ふわふわで甘みもあり、美味しく出来上がります。
バゲットだけでなく食パンで作る方法も紹介しています。
フレンチトースト 材料
パン | バゲット4枚または6つ切り食パン2枚 |
卵 | 1個 |
牛乳 | 100㏄ |
バター | 10g |
砂糖 | 大さじ1弱 |
あれば、バニラエッセンスを2~3滴加えます。
基本のフレンチトースト 作り方
- 1バゲットは2~3cmの厚みの斜め切りにします。
- 2卵と牛乳を混ぜて卵液を作ります。
- 3パンを卵液に浸します。
- 4フライパンを火にかけ、半分のバターを入れます。
- 5バターが溶けたらすぐ、卵液に浸したバゲット(または食パン)を入れます。
- 6蓋をして3~4分弱火~中火にかけます。
- 7砂糖(大さじ1)を、まんべんなくバゲット(または食パン)の上面につけます。
- 8バゲット(または食パン)を返し、弱火から中火で3分半ほど焼いたら、残りのバターを加えます。
- 9砂糖が溶けてカラメル状になり、焦げ目がついたら出来上がりです。
フレンチトーストを作るポイント
卵液に砂糖を入れないオリジナルレシピ
卵液には砂糖(大さじ2~3)を入れるのが通常のレシピですが、このレシピでは卵液には砂糖を入れず、片面に砂糖をまぶすことにしました。
砂糖が溶けてキャラメル状になると香りもよくおいしくいただけます。ただし焦がさないように注意してください。
硬くなったバゲットを使う方法
指で潰せないほど硬くなったバゲットを用いるときは、冷蔵庫で2時間から一晩、卵液に浸してください。
バゲットと食パンで卵液に浸す方法を変える
パンを片面30秒ずつ500Wのレンジにかける方法の検証
電子レンジを使うことが本当に時短になるのか、検証してみました。
<おまけ>
レンジにかけると卵液が多く含まれる理由がわかりませんでしたが、今回の検証も踏まえた上で考察してみました。
レンジ加熱の原理を考えると、まずパンの中の水分が加熱されます。パンが温まり、パンの間の空気が膨張した後、元に戻る時に卵液含むのかと思います。
卵液に砂糖を入れないオリジナルレシピを採用した理由
卵液には必ず砂糖を入れるというのが、一般的なフレンチトーストのレシピです。卵液に砂糖を入れないレシピは見たことがありません。
ここで紹介したレシピの場合、理論的に卵液に砂糖を入れる必要はないかと思います。
味は舌の表面の味蕾で感じます。舌に触れるフレンチトーストの表面が甘ければ、十分に甘いと感じることができます。バゲットや食パンの表面に砂糖を塗ってあるから、食べた瞬間に甘みを感じられたのです。
実際に、卵液に砂糖を加えなくても、トーストの表面の砂糖だけで十分甘みを感じることができました。溶けてキャラメルのようになった砂糖は風味もあります。また、卵液に入れずに表面に塗ることで砂糖の分量は3分の1から半量にできました。
本当に甘いか心配でも、味は後から足すこともできます。甘味が足りなければ、後から砂糖、ジャム、蜂蜜、メープルシロップなど足すと良いと思います。ぜひ、試してみてください。
コーヒーブレイク
卵液に砂糖を入れずに作るところがオリジナルです。時短には外国人シェフの紹介してくれた裏技を使っています。
ところで、フレンチトーストといえば映画「クレイマー、クレイマー」のワンシーンを思い出します。
仕事ばかりのエリート社員で夫役のダスティン・ホフマンが、妻役のメリル・ストリープに家出されます。
ホフマンが息子と2人取り残され、朝食を作ることになった時です。
「ママのフレンチトーストはこんなんじゃない。」といきなり息子に言われるのです。
このフレンチトーストの出てくるシーンはとても印象に残りました。
フレンチトーストは日本で言えば、卵かけごはんになるのでしょうか。簡単だけど、難しい、そんな料理かもしれません。
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