冬の緑黄色野菜の代表、春菊を簡単に頂く、春菊嫌いの私が好きになったレシピです(^^♪
先輩のお母さま直伝の味です。とにかく簡単です。
このレシピを知ってから春菊の料理はこれ一択になりました。
ググっても似たようなレシピは見当たりません。
なので、先輩のお母さまのオリジナルかなと思います。
材料4人分
春菊 | 2把(約200g) |
<和え衣> | |
味噌 | 大さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
酢 | 小さじ1 |
ゴマ油 | 小さじ1 |
すりごま | 大さじ1 |
作り方
- 1春菊の下ごしらえをします。
- 茎のあるものは茎の部分だけ取り分けておきます。
- 鍋にたっぷり水を入れ沸騰させます。
- 沸騰したら、茎だけ先に入れ30秒ほど茹で、次に葉の部分も入れ、さらに30秒ほど茹でます。
- 茹で上がったら、水に入れザルに取って水気をよく絞ります。
- 大きなものは長さ4~5㎝に切ります。
- 2味噌、砂糖、酢、ゴマ油をよく混ぜ、和え衣を作ります。
- 3食べる直前に春菊、和え衣、すりごまを均一になるように混ぜます。
器に盛りつけて、出来上がりです。
料理のポイント・コツ
コーヒーブレイク
春菊は3種類(大葉・中葉・小葉)あるそうです。
大葉は関西でよく見る品種です。
葉の切れ込みは少なく柔らかいのが特徴です。中葉・小葉になるにつれ切り込みが多く、香も強くなります。
わが家では鍋物やすき焼に春菊を入れていました。子供の頃は春菊の香りが好きになれませんでした。学生寮で先輩のお母さまの春菊の和え物を知って、春菊が美味しいものだと初めて思いました。
体内でビタミンAに変換されるカロテン、カルシウムなどミネラルも含む緑黄色野菜です。食べると体がしゃんとする気がします。
子供の頃嫌いだった香りもゴマ油とよく合って美味しくいただけます。
小さい頃はなんでこんな野菜食べるのかしらと食卓に並ぶたびに恨めしく思ったものです。
今のように美味しいと思うことがあるなんて、我ながら不思議です。
学生寮では田舎から親元を離れてきたお嬢さん?達が暮らしていました。それぞれ故郷のお母さまからが家庭料理を伝授してもらっていたようです。先輩は九州の出身でしたからこのレシピは九州の郷土料理かもしれせん。他に印象に残っているのは台湾の留学生のレバーのスープです。彼女によると、日本は内臓が安いので暮らしやすいとか。
そういえばフランスでも内臓をカレー味に煮こんだりするとか。あまり肉を食べる習慣のかった日本では内臓の美味しさを知る機会がなかったのかもしれません。
いずれにしても、子を思う母の気持ちがお料理にたっぷり詰まっている気がします。