おせち料理の酢ごぼうを家族にリクエストされて久々に作りました。きんぴらごぼうより手間がかかりません。ゴボウの香りと食感が際立つ副菜です。和風サラダと呼びたくなるさっぱりとした副菜で、ついつい食べ過ぎてしまいそうです。たたきごぼうと似ていますが酢が多め、酸味を押さえるためかゴマも多めです。
ゴマを多くすれば濃厚な味に少なめにすればあっさりした味を楽しめます。好みやその日の体調に合わせて変えてみるのも良いかと思います。
材料(作りやすい分量)
ゴボウ(細いもの) | 1~2本(200g) |
白炒りごま | 大さじ1~2程度 |
調味液 | |
酢 | 大さじ3 |
さとう | 大さじ2 |
しょうゆ | 小さじ2 |
和えるだけ やみつきになる酢ごぼう♪ の作り方・レシピ
- 器に酢・さとう・しょうゆをいれよく混ぜて調味液を作っておきます。
- ゴボウは皮をこそぎとり、太いゴボウは縦に2つか4つ割りして、7㎜程度の太さにします。
- 5cm長さに切り、水にさらしてアクを抜きます。
- 鍋に水を入れ火にかけて沸騰したら、あく抜きをして水気を切ったゴボウを入れます。
- 再び沸騰したら中火にして歯ごたえが少し残るくらい(約3~4分)下茹でします。
- ごぼうをざるに上げ水気を切って熱いうちに調味液に漬けます。
- 白ごまをまな板の上で刻むか、軽くすりつぶして加え、全体に混ぜます。
- 器に盛り付けて出来上がりです。
ポイント
ゴボウの太い部分は縦割りにして先端の細い部分となるべく太さをそろえます。
柔らかめがお好みなら煮る時間を長くします。
調味料は目安です。好みで変えてください。
コーヒーブレイク
きんぴらごぼうは人参、ゴボウをせん切りにするのが面倒なときがあります。そんな時、お節料理に入っていた酢ゴボウが食べたいと言われて久し振りに作って見ました。
柔らかく、サラダにも良い細めのゴボウを使うとよりおいしくいただけます。
スーパーに並ぶゴボウを見ると太さや柔らかさは同じではありません。素材をよく見て切り方や水にさらす時間を決めます。
好みでゴマの量を変えてと紹介したのは、濃厚なゴマダレが美味しいと書いたレシピを見たからです。ゴボウの香りと食感を楽しみたいので、少しゴマの香りやすりごまの濃厚な舌触りは控えめにするのが私は好きです。インゲンの胡麻和えなど、たっぷり胡麻を使った和え衣の料理を食べたくなることもあります。その時々の体調で食べたいものが変ってくるので、基本のレシピは大切にしながら少し配合を変えることのも良いです。家族は大体同じものを食べているので、その時不足している栄養素も共通しています。薄味が良かったり、少し塩分が欲しかったりと食べたいものが健康的に過ごすポイントだと思うのです。サプリメントで補う事も出来ますが、毎日の食事でバランスよく栄養素を取りたいものです。
このレシピは標準的な作り方を紹介しています。プロのレシピではゴボウを茹でるとき、カップ5杯(1000ml)塩小さじ0.5胚を加えて茹でるとあります。下ゆでの時、塩味が強すぎると出来上がりの味に影響するので家庭ではお湯でさっと茹でる程度で良いと思います。
ゴボウに限らず、素材を見極めて料理するのは楽しいです。そして、おいしいと言われると作る私もうれしくなりとても幸せな気持ちになります。
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