春到来(^^♪春を待っていただく、筍ご飯です。
簡単に作る水煮タケノコのメニューを紹介します。
若竹汁とセットで、ぜひ楽しんでください。
ただし、生のたけのこを茹でて使うとさらに風味がよくなります。
生のたけのこをご自分で茹でて作る場合はダシは必要ありません。
分とく山の野崎洋光先生のアドバイスです。
スーパーでも生のたけのこが出回ったら、ぜひ生のたけのこを茹でて作ってください。
生のたけのこのゆで方も紹介しておきます。
材料(2~3人分)
米 | 2合 |
タケノコ ※1 | 200g |
油揚げ1枚 | |
水 又は 出し汁 ※2 | 約300㏄ |
醤油 | 大さじ2 |
味りん ※3 | 大さじ1 |
酒 | 大さじ2 |
作り方
- 1米を洗って水に30分~1時間、浸しておきます。
詳しくは白いご飯の炊き方を参考にしてください。
- 2材料の下ごしらえをします。
- 3浸水した米をザルに上げ水気を切ったら炊飯器に移し調味料を入れ、出し汁または水を加えて、いつものメモリ通りに水分量を調整します。
- 4切った たけのこ と油揚げを入れ普通に炊飯します。
- 5炊き上がったら、全体をさっと混ぜ、器に盛りつけます。
あれば木の芽などを添えます。
料理のポイント・コツ
炊き込みご飯のコツ
水分の調整と具材の取り扱いが2つのポイントです。
炊き込みご飯・パエリアなどを作る時参考にしていただけると幸いです。
具体的には次のようなことを注意してください。
生のたけのこのゆで方
- 1泥を落として皮を2~3枚むき、穂先を斜めに切り落とします。
- 2皮の部分に縦に2本ほど切れ目を入れ、火のとおりをよくします。
- 3小さなたけのこ(250g)程度なら、米ぬか1カップ、唐辛子1本とたっぷりの水を入れます。
- 4弱火にかけ、沸騰してきたら時々、灰汁を取ります。筍が水から出ないように時々水を足しながら1時間以上煮たら、串を通して、さっと通ったら火を止めます。
- 58時間以上おき、煮汁が完全に冷めたら、取り出して皮をむき水に入れておきます。
皮をつけたまま茹でる理由
皮をつけたまま茹でるのは灰汁が取れやすいからという事です。ただし、お鍋に入らない時は皮をむいて茹でるしかありません。
農家の方に皮をむいて茹でてよいと教えていただきました。ただし、農家では堀りたてのたけのこが手に入るので、皮をむいてゆでられます。
私たちは、なるべく皮付きのまま茹でるようにします。糠がないときはお米のとぎ汁を使います。唐辛子はぜひ準備してください。
多少えぐみが残っても料理するうちに気にならなくなります。一度試していただければと思います。
コーヒーブレーク
穂先を木の芽を入れた酢味噌で和えた木の芽和え、魚卵と炊き合わせた煮物、薄味にふきと煮て酢飯に混ぜた混ぜずし、天ぷらなど春ならではの料理です。
繊維質が多いので胃腸の弱い方は食べ過ぎに注意です。何事も過ぎたるは及ばざるがごとしと言います。食べ物は色々なものを適量食べるのが最良だと思います。
油揚げは短冊に切るより、みじん切りにした方が味が良いように思います。あまり油揚げが入っている感じはありませんが、味や風味がよくなります。
若竹汁に炊き込みご飯、鰆の焼き物かメバルの煮つけがあれば、とても季節を感じる夕食になります。
えぐみに関して言えば気になるか、ならないかは個人差がありそうです。まずは水煮のたけのこをお試しください。
このお茶碗は、おばあちゃんの物です。100年くらい経ってるかもしれません。
竹の模様なので、たけのこご飯を盛り付けてみました。
コメント